おすすめコラム
感染症の予備知識
感染・・・ある生物の生体内に別の微生物が侵入し、増殖を行うこと。
うがいがなぜ必要か?
うがいは洗浄効果や、さらにうがい薬を用いた場合は、殺菌力や化学的洗浄効果によって、口腔を通じて侵入してくるウイルスや細菌などに対して効果を発揮します。身近にかぜをひいている人がいなくても電車の中など人がたくさんいる場所に行った後は、油断は禁物です。ウイルスを吸い込んでしまうとすぐに症状が出る、というわけではありません。
ウイルスが細胞内に入り込んでしまう前に洗い流すことが重要なのです。外出先から帰ったときは、まずうがいをし、喉の粘膜についたウイルスを洗い流しましょう。
手洗いはなぜ必要か?
手洗いの目的は、手洗いをすることによって手指から有害な微生物を除去することです。その結果手指を介した交差感染を回避することができ、病原体である、ウイルスや菌から守る効果があります。微生物を十分に洗い流すためには30秒以上の手洗いが必須であるのです。
感染症とは
感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入して増殖し、発熱や下痢、咳等の症状がでることをいいます。感染症には、人から人にうつる伝染性の感染症のほかに、破傷風やツツガムシ病などのように人から人にはうつらず、動物や昆虫から、あるいは傷口から感染する非伝染性の感染症も含まれています。感染してもほとんど症状がでずに終わってしまうものもあれば、一度症状がでるとなかなか治りにくく、時には死に至るような感染症もあります。
おすすめコラム一覧のページへ